生命の交響曲

世界は言葉(理念、ロゴス)によって成り立っています。

それは森羅万象を描く“生命”の理力です。

個々の存在に、かけがえのない意味と役割を与え、世界の中における居場所を与えていく。

世界にたった一つの尊厳ある個性を、全体性の中に位置付け、繋ぎ、紡いでいく。

そうすることで、多元的なハーモニーを奏でる、一なる世界が成り立っています。

 

その営みは、大いなる「慈しみ」そのものであるともいうことができます。

なぜなら、「慈しむ」とは「尊ぶ」ことだからです。

妙なる“生命”ともいうべき理法により、無極としての存在のキャンバスに色とりどりの色彩が描かれ、多彩な個性に満ちた世界が象られる。

同様に、“生命”の顕れであるあなたが住む世界も、あなたの“想い”によって彩られています。

 

本来ただ「在る」だけのこの世界。

そこに元来決められた意味なんてものは、ありません。

だから私たちは、自身を苦しめる如何なる固定観念にも縛られる必要はないのです。

どんな立派な考えだって、それも一つの見方にすぎない以上、絶対的に正しい価値観や意味付けなんて世界には存在しないのだから。

 

けれども「意味がない」ということは、決して「無意味」であるわけではありません。

「無意味」というものもまた、無意味という一つの意味付けにすぎないからです。

そうではなくて、そこには限りない意味が成立する余地があるということ。

 

全てのものごとには本来決められた名前も意味もありません。

その名前なきものに名を与え、意味なきものに意味を与える。

それが世界を描き出す“生命”の理力です。

 

あなたは、あなた自身が一番輝くことの出来る意味を、世界と人生に与えていけるのだということ。

その心の自由を手にすることが、今、求められています。